- 洗練された技術で愛車を守る -リボルト静岡

トヨタ スープラ

静岡市からお越しのI様
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根強いファンに愛され続けトヨタのモータースポーツの象徴と言えば、この車ではないでしょうか。
トヨタ・スープラのご入庫・コーティング施工のご紹介です。

オーナー様は個体の良い車両を長くお探しになり、お求めになったという事で、
大切な愛車のケアを当店にお任せ頂きまして誠にありがとうございます。

とは言え、車両の方はさすがに15年程経過しているだけに年数相応の痛みは免れない状態になりますので
どこまで汚れを除去し、艶・光沢を再生する事が出来るのか、腕が試される1台でありました。

年数経過車の場合、注意しなくてはならない点の1つに塗装自体の劣化が挙げられます。
塗装は永久的な物ではなく時間が経てば劣化を伴います。
クリア塗装自体の色褪せ、汚れの蓄積によるダメージも1台1台状態が異なりますので特に注意が必要です。
経過劣化が見られる塗装に、むやみに磨き作業をしてしまうと致命的なダメージになる事もあり得ますので、
下地処理前の現状をしっかりと把握する事が重要と言えます。

まずは膜厚計にて塗装の厚みを計測です。
ボンネットやルーフ、ドア部といったパネルごとに塗装の厚みが違うのはもちろんの事、痛み具合も変化しますので
その都度、磨き度合を調整しトータルバランスを考えなくてはなりません。
限りある塗装の安全マージンを確保しながら傷を除去、塗装面を再生するためにどの程度磨きをかけていくのか、
ポリッシャーやバフ、コンパウンドと最適な組み合わせのイメージを模索していきます。

その後、当グループの高度下地処理技術「Revolt adjust system(リボルト アジャスト システム)」にて磨き作業に入りますが、
白さは出ていたように見えていたボディも磨きが進むにつれて別物に変わっていく様子がハッキリと見てとれました。
下の写真をご覧下さい。

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ボンネットのおよそ右半分を磨いている所になりますが白の発色具合の違いがわかりますでしょうか。
拡大写真がこちら↓

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写真ですと白の色合いのため細かい傷具合がうまく撮れなかったのですが
LED蛍光灯の写り込みに注目して下さい。
右側は白さが出ている反面、
左側は蛍光灯が少し濁ったような写り込みになっているのがおわかりになるでしょうか。

パッと見、全体的に綺麗に見えているかもしれませんが劣化した塗装被膜、傷、汚れの蓄積といったダメージにガッチリ覆われてしまっております。
この頑固な劣化層を再生していきますと太陽光などの強い光を浴びた際には磨き前とは別物の輝きを見せてくれます。
私のカメラの腕では上手くお伝え出来ず申し訳ないのですが、肉眼ですと黄色っぽい白から純白になったような感じです。


さらに汚れの留まりやすいパネルやパーツの先端部、取付け部については、これまた頑固な汚れが見られており
ワイパー、ウィンドウモール、ミラー、内装パネル、ウィング、レンズと簡単に外せるパーツは脱着し作業を進めていきました。

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通常のコーティング作業では脱着作業が増えますと費用も割増となりますのでマスキング処理にて対応する事が多いのですが、年数経過車の場合は別途個別に対応致します。
また、追加対応となりますウィンドウモールは白濁化が進行してしまっておりましたが
ガラス被膜の力により黒さが蘇ってきました。

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低分子・完全硬化型ガラスコーティング「リボルト・プロ」は未塗装樹脂やレンズ、バイザー、ナンバープレートにも施工出来るのが大きなメリットのひとつです。
ボディ部に塗布していきますと、下地処理にて艶が再生した塗装に潤いと上質な輝きを与えます。
非常に小さな分子構造となるリボルトプロは緻密な塗装面にガッチリと食い付き、
3μm~4μmほどのたっぷりとした厚みを持った密度の高いガラス被膜を形成しますので光沢もグっと高まります。

今回はソリッドホワイトという事でブラックなどの濃色車と比べますと塗装面の再生にも優位性が見られましたので、写真のように15年経過とは思えぬ極上の1台に仕上がったかと思います。

費用やお時間はどうしてもかかってしまいますが、オーナー様も予想以上の出来栄えにか大変驚かれたご様子で私も頑張った甲斐がありました(笑)

今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命頂きまして誠にありがとうございました。

施工時期:
2013年12月
施工内容:
リボルト・プロ