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注意喚起!!ムラ取りトラブル多発?/専門店か量販店。貴方はどちらを選びますか

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ディーラー様や量販店様、
10年前くらいと比べますと、
今は様々な所でコーティング施工がご提供されるようになってきています。

さらに施工サービスの高単価化も目まぐるしく、
多様なガラスコーティング溶剤も登場していることから
特にハイクラスにカテゴリされる
硬化型ガラスコーティング溶剤を用いた施工では、
”施工者の熟練度が追い付いていない”
そんな印象を強く感じるようになってきました。

他店様でコーティング施工されたお客様から頂く、
お困りご相談内容のトップ3は下記の通り。

第1位 コーティングをしたのにパッとしない
第2位 グルグルした傷が残ったままになっている
第3位 コーティングムラのようなものが残っている

どれも似たようなトラブルなのですが、
最後の”コーティングムラのようなものが残っている”
このご相談がここ数年で明らかに増えてきております。

これらは、おそらくコーティング溶剤が高性能化してきたことに
トラブルの増大が関係しているのだと思います。

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昔はディーラー様や量販店様で
硬化型ガラスコーティング剤を扱っている所は少なかったワケですが、
昨今は耐久性や耐スリといった効果を付加するため
高性能な硬化型ガラスコーティング溶剤を扱う施工店が増えてきています。

決して悪い事ではありませんが
施工者からしますと、
■高性能ゆえに扱いづらい
この点には注意をしなくてはいけません。

厄介なことに、
同じ硬化型タイプでも性能が増せば増す程、
コーティング剤の拭きムラ発生のリスクも倍増していくからです。

参考までに下の写真を見てみて下さい。

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こちちは当店コーティングコースの中で
最上位クラス「リボルトプロ・EXTREME」コースを施工途中の1枚。

硬化型コーティング剤のベースとなる最初のコートを行い、
きっちりムラなく拭き上げた・・・
と思っていたパネルでありますが、

当店で使用している
拭きムラチェック専用の照明器具でみますと、、、

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わかりますでしょうか。
映りこんでいるパネルに色の深みが違う箇所が浮かび上がってきています。
(とても分かりづらいです)
下の写真で赤く囲っている箇所がそれです。

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本当にわずかな違いで、
そしてなにが厄介かというと、
一般的な照明器具では
まったく見分けることが出来ません。
(肉眼でも見落としてしまう程です)

ですが、
これが太陽光のある一定条件、

直射日光では・・・・・・見えない。
やや曇りでは・・・・・・少し見える。
斜めからの弱い日光では・・・見える!

なんて具合に、
ほんの少しの拭きムラに
違和感を感じてしまうことがあるのです。

なにが言いたいかと言いますと、
当店のガラスコーティングの種類の中だけをとってみても
高性能なタイプになるほど、
この”ムラ取りの判断が非常にしづらい”という事です。

当店では何度もボディチェックを行い、
それからようやく次の工程へと移ります。

なにせ一般的な照明では見えず、
肉眼でも見落とすワケですから、
他店様でのトラブルが増えてきていることも頷けます。


耐久性の高いガラスコーティングは
良いサービスであるとともに、高い施工技術を要します。
そして時間をかけてひとつひとつの確認作業に、
今回のような拭きムラひとつをとってみても、
知識や経験、そして時間が必要となってきます。

「○○コーティングと専門店ではなにが違いますか?」
といったご質問もよく頂きます。
1番の差は下地処理・研磨技術のレベルの違い。この一言に尽きます。
そして、全ての工程において様々なシチュエーションに対応する引き出しの多さが圧倒的に違うかと思います。

これは、その道のプロフェッショナルであれば
飲食・衣服・美容・・・・
どんなジャンルのお仕事においても同じことが言えますよね。
今回のようなコーティングの拭き方ひとつを取ってみても、奥が深いものなのです。