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業務日誌

どうする?納車直後の花粉除去

2026.04.08

 

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【どうする?納車直後の花粉除去】

この時期になると、
どうしても各ディーラー様に申し上げたくなる。

 

「これで納車して本当にいいの!????」

 

確かに仕方ないとは思うのです。
年中同じように車両保管をしていても
この時期になると影響を受けてしまう花粉染み被害。

 

保管されているディーラー様側も
自然に起き得るもので、
ある意味、被害者なようなものですから。

 

とはいえ、、、

 

このまま納車してクレームに繋がらないのか
毎回不思議に思います。

 

全国のコーティング店の皆さんも、
当店と同じようにそのしわ寄せを受け入れ、
日々奮闘されていることと思います。

 


 

【当店の花粉除去方法】

 

花粉は熱を加えることで
ペクチンを熱分解し除去を行います。

・熱したお湯を使う
・高温スチーマーを使う
・ヒートガンを使う

これらのやり方が一般的かと思います。
ちなみに当店では、
作業リスクと作業性の観点から
主にヒーターとヒートガンを用いています。

 

一気に温度が上昇すればパネル歪み、
ガラス面の破損・パーツ類の変形
といったリスクが心配されますし、

 

・急激な温度変化の防止(温度管理)
・確実に除去出来ているか目視のしやすさ

 

この2点が長く携わってきた中で、
私個人的に合っているから。
というのが一番の理由でしょうか。

 

稀に何度以上の熱を加えると
「パネルと塗装の熱膨張の違いで剥がれやすくなる!」とか、
「納車した車が花粉だらけでなんとかしてほしい!」とか、

 

お話を頂戴しますが、
保管されていたディーラー様に申して頂きたいと常々思います。
当店ではあくまで、
コーティング作業の一環として対応をしていきます。

 


 

動画は納車直後にご入庫のお車。
洗車後の状態ですが花粉染みでビッシリ。

 

動画のように
まずはヒーターでパネル全体に熱が均一に行き渡るよう熱します。
非接触温度計で温度上昇を見つつ、

・ヒーターとパネルの距離
・電源のオンオフ
これらで適した温度域を保てる点が
私が好んで使う理由のひとつです。

 

このヒーターで8~9割ほどを除去し、
あとは残っている花粉をヒートガンで狙い撃ちしていきます。

 

パネル温度が保たれているうちに
ヒートガンで軽く当てていけば、
目視でチェックしながら、無駄な熱膨張を避けれるんですね。

 


 

余談となりますが、
こうした作業をしておりますと、
昔の先輩の言葉をよく思い出します。

 

もう10年以上前の話になりますが、
その方は花粉時期になりますと、

「まずはヒーターで炙れ、炙れ!」

と口癖のように言っておりました。

 

当時まだ未熟な私は、
磨いてまとめて取ってしまった方が早いのでは?
温めただけで、こんなに染みだらけなのが取れるの?
などと安易に思っておりました。

 

それが、
技術の進化、ケミカル品の多様化が進み
10年以上経った今でも、
先輩の言葉は正しかった。
と、ただただ頭が上がりません。

 

その先輩は数年前にお亡くなりになり、
今はアドバイスをお聞きすることも出来なくなってしまいましたが、
技術と知識を引き継いでいく想いで
日々取り組んでまいりたいと思います。

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