- 洗練された技術で愛車を守る -リボルト静岡

メルセデスベンツ 500SL

静岡市からお越しのM様
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時を超えて蘇る。
3代目メルセデスベンツ・500SL コーティング施工のご紹介です。

1971年~1989年の間に生産された3代目となるSLクラス。
こちらの車両は着脱可能なハードトップに収納型のソフトトップを合わせ持つ2シーターモデルとなります。
現在では車両の流通も少ないですし、状態の良い車両となりますと希少性が高いことは言うまでもないでしょう。

今回は年数経過に伴って生じた塗装ダメージのケアが最も課題となる施工となりました。
塗装にも劣化は生じるものです。
年数が増した車両になるほど塗装自体の劣化や過去のケア、磨き、取り扱いからくるダメージが蓄積されていきます。
そして同時に下地処理(磨き)で改善出来る余力も少なくなっていきます。
そのため塗装状態・ダメージレベルから施工困難な場合や再塗装が望ましいケースも珍しくありません。
10年以上経過されたお車の場合は、まずはお車を拝見させていただけますと幸いです。

こちらの車両の場合、下地処理工程では過去の磨き歴や塗装修理をされた箇所もあることから、パネルごとに塗装の膜厚量に差が生じており、トータルバランスを考慮した作業が必要となりました。
やみくもに磨いてしまっては塗装の厚みがどんどん削られていきます。
耐久性の欠如から色褪せが生じる心配もありますからバフ・コンパウンド・使用機材を調整しつつ安全マージンをふまえた処理を施していきました。

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深いダメージは見えにくくなるように処理を行い、グルグルと目立っていた磨き傷・洗車傷を取り除くことで失われていた塗装本来の輝きが現れてきます。
20年以上経過されている車両でしたので、この下地処理工程だけでも3日間を要しての作業となりました。
年数経過車はどうしてもこの工程に時間がかかってしまいます。費用の面におきましてもその点ご理解くださいませ。

そして仕上げには濃密なガラス被膜を形成する、低分子・完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」をたっぷりとコート致しました。
3μm~4μmほどのガラス被膜は艶・光沢を付加し、塗装面に増し加わることで厚みをもたらします。さらに最終コートには紫外線(UVカット)軽減効果を含んだトップコート層をくわえることで高い防汚性能をプラスさせます。
高度下地処理技術 「Revolt adjust system(リボルト アジャスト システム)」
高性能・高濃度溶剤「低分子・完全硬化型ガラスコーティング・リボルト・プロ」
のコラボレーションにより、時を超えて美しい姿を取り戻すことが出来たかと思います。

今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命頂きまして誠にありがとうございました。

施工時期:
2015年10月
施工内容:
リボルト・プロ